さいたまの家 ]
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敷地は市街化調整区域で、農振除外の許認可から始まりました。まわりは畑に囲まれ開放的、住宅が密集した市街地からみると羨ましい環境ですが、一方で外からの視線には配慮が必要です。 建て主さんからの要望は、明るい家、風通しのよい家でした。建物の配置計画がより重要になります。 まず建物の間口を広く、奥行を浅くし、光を居室の奥まで取り込み、風の通り道を確保しやすくすることを考えました。方位は道路側が西のため、建物の間口側を南に向け、道路との間に屋根をかけた駐車場をおきました。これで道路からの視線と直接向き合わず、南側の庭に居室の開口を開くことができます。 床はクルミの無垢板、壁は漆喰塗り、天井は杉板です。建て主さんといっしょに呼吸してくれます。 暖房は、ヒートポンプ熱源の温水床暖房。屋根には太陽光発電がのります。 |
■建物概要 所在地 用途地域 敷地面積 建築面積 延床面積 構造/階数 建物高さ 竣工 |
さいたま市 市街化調整区域 326.2 u 135.8 u 99.8 u 木造/平屋建て 4.5 m 平成22年 |