世田谷の家
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建主さんは、楽器の演奏が趣味の音楽好きな若いご夫婦です。 敷地は、進入路が狭い旗竿形状で、人力による改修工事とすることにしました。 既存建物を構造体だけの裸にし、基礎の補強、柱・梁の一部取り換え、金物補強等により耐震性をあげ、まずは安全な住まいからです。 屋根と外壁の断熱は、セルロースファイバーの吹込みで、遮音性能もあがります。 既存の構造の制約のある中、いかにして開放的な住まいにできるか、、、。玄関から離れの浴室まで通り抜ける土間を設け、日常の動きのなかに庭の緑を取り込み心地よい時間と風が流れることを考えました。床はサクラの無垢板、壁は珪藻土塗り、内は呼吸する素材でつくりました。 |
■建物概要 所在地 用途地域 敷地面積 建築面積 延床面積 構造/階数 建物高さ 竣工 |
東京都世田谷区 第1種中高層住 111.9 u 56.4 u 99.4 u 木造/2階建て 7.1 m 平成21年 |